研究内容

マルチメディア信号処理(画像)に関する研究を行っています。アルゴリズムの研究開発、GPUやDSP、FPGAなど画像処理の実装プログラミングなど、実用化を視野に入れたもの、あるいは実際の製品化に近い研究開発を幅広く行っているのが特徴です。以下、具体的な詳細を説明します。

ハイビジョンテレビなどでも話題となっている超解像度画像復元の研究を行います。Total Variation 正則化手法、事例学習法、マルチフレーム法など、様々な最新技術を研究し、最終的には将来のハイビジョンテレビに載せることを目標にしています。

通常の画像拡大より鮮明に拡大が行える超解像拡大を医療画像に用い、病状の診断の手助けします。関節リウマチという病気に着目し、関節間の距離を自動で測定するアプリケーションの開発と畳み込みニューラルネットワークを用いたリウマチ画像の異常検知を行います。

防犯カメラや車載カメラで撮影されたナンバープレート画像に対して通常の画像拡大より鮮明に拡大が行える超解像処理を用いて,文字の読みとりとプログラムによる文字認識を手助けします。

学習法を用いて動画像のノイズ除去を行う研究をしています。

撮影後の写真にはぼけやぶれといった劣化が存在しています。それらに対して、Total Variation 正則化やShock Filter を用いてぶれの関数を推定し、画質改善を行います。

画像および動画から文字や顔などのオブジェクトや特徴を認識し検出する画像認識の技術の実用に向けた研究をしています。

画像および動画から特定の物体を検出する物体検出の技術の実用に向けた研究をしています。